沖縄暮らし(今ヨーロッパ)と、楽しくおいしく簡単に!な野菜三昧ごはんのブログ
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2014年8月17日日曜日

君が僕の息子について教えてくれたこと(東田直樹さん)

※番組の再放送が決定したそうです!
詳しくはコチラ

みなさま、おはようございます!恩納村、雲が多い朝。雨が降ったり止んだりです

さて、突然ですが、我が家にはテレビがありません。東京を離れるときに処分してきました。できるだけシンプルな暮らしがしたいとのかずとくんの提案で、沖縄ではテレビのない生活。ですが、数ヶ月ほど前に購入したのが、5cmほどのワンセグチューナー(PC用)です。それをモニターかプロジェクターに出力してテレビを観ています。映像を映すまでには数ステップ(いろいろ立ち上げたり、つなげたり)あるため、「さぁ、テレビ観るぞぉぉぉ〜!!!」みたいな、ほとばしる【気合い】(熱気プンプン)がないとつけられません。よって、テレビとはあまりご縁がありません(たは♡)

と、前置きはこのへんにいたしましょう!(お読みくださった方、ありがとうございます)

昨晩は、たまたまかずとくんがこの数ステップを請け負ってくれたため、わたしはテレビにありつけることができました(笑)。そして、番組の途中からでしたが、NHKのドキュメンタリー番組『君が僕の息子について教えてくれたこと』を観ました。ご覧になられたみなさま、いらっしゃいますでしょうか・・・

【東田直樹(ひがしだ なおき)】さんという若き詩人・絵本作家の方のストーリー。東田さんは言葉を発することが困難な重度の自閉症で、文字盤や筆談で自分の思いを伝えています。下記、番組紹介の概要です(NHKサイトより)
いま無名の日本人の若者が書いた1冊の本が世界20カ国以上で翻訳され、ベストセラーになっている。タイトルは「The Reason I Jump」(日本題:「自閉症の僕が跳びはねる理由」)。著者は、当時13歳の東田直樹さん、日本で7年前に出版された、自閉症である自分の心の内を綴ったエッセイである。自閉症者自らが語る極めて画期的な作品だったが、ほとんど話題になることはなかった。それがなぜ突然、7年もたって、遠くイギリスやアメリカでベストセラーとなったのか。この本を英訳したのは、アイルランド在住の作家デイヴィッド・ミッチェル氏。彼にも自閉症の息子がいる。日本語教師の経験があるミッチェル氏は、東田さん の本を読んでまるで息子が自分に語りかけているように感じたと言う。息子はなぜ床に頭を打ちつけるのか、なぜ奇声を発するのか、息子とのコミュニケーショ ンをあきらめていたミッチェル氏に希望の灯がともった。そしてミッチェル氏の訳した本は、自閉症の子どもを持つ、世界の多くの家族も救うことになった。ミッチェル氏はこの春に来日、東田さんと感動の対面を果たした。これは、日本の自閉症の若者と外国人作家の出会いから生まれた希望の物語である

2012年、かずとくんのご実家へ伺った際に♡

番組を観ながら、わたしは東田さんに釘付けになりました◎ 番組の最後、ニューヨークシティでの講演を終えた東田さんが、自由の女神を望む橋のふもとで文字盤を指差しながら、こう声にされたのです

「自由の」

「女神」

「を」

「見て」

「自分も」

「こんな」

「ふうに」

「空に」

「向かって」

「まっすぐに」

「生きて」

「いきたい」

「と」

「思いました」

自閉症だからというバイアスを除いても、東田さんの感性、彼の紡ぐ言葉と素晴らしいアートに、強く心揺さぶられる思いがしました。素晴らしい番組でした!

これは実家の薔薇ちゃん

さっそく【東田直樹さん】の本『自閉症の僕が跳びはねる理由』を購入です。はやく読みたいなぁ



最後に・・・どこのご家庭でもテレビは標準装備かとは存じますが、もしご入用の方がいらっしゃいましたら☆(こちらの製品、macでは使えませんでした。windowsユーザーの方であれば、テレビの配線を使えば問題なくテレビが視聴できますヨ。おすすめできます。※我が家ではアンテナ使用ではないため、アンテナ使用時のクオリティについては不明)

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