沖縄暮らし(今ヨーロッパ)と、楽しくおいしく簡単に!な野菜三昧ごはんのブログ
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2014年5月19日月曜日

hietori bible


冷えとりの第一人者・進藤義晴先生の著書「新版 万病を治す冷えとり健康法」を読み終えました。ご存知の方も多いと思いますが、1988年に初版が発刊して以来、2000年の新版発刊を経て、今もなお多くの人々から愛読されている冷えとり入門書です。

服部みれいさんの著書などでも広く紹介されていますし、本屋さんでも目にしたことがあります。ネットで冷えとりについて調べ物をしていても真っ先にこちらの本が出てくるのですが、いまだかつて読んだことがありませんでした。

これまで冷えとりに関する情報は、本や雑誌やネットから集めたものを頭の中で切り貼り切り貼り。なんとな〜くわかったつもりでいて、わざわざ買って読むまでもないかな〜!?とたかをくくっていたところがあったのですが、実際に冷えとりを実践するにあたり指針となるものがほしくなり、今回手に取ったわけです。

さて、読み終えてまず思ったのは「読んでよかった!」ということです。冷えとりの「い・ろ・は」が万人にわかりやすく記されているので、冷えとりの「基本を知る・学ぶ」という意味でよい参考書となると思います。わたしにとって、これまでなんとな〜く貯金してきた冷えとりに関する知識や情報を再確認&整理するきっかけとなりました!

例えば「冷えとり」というと「冷え」(=上半身と下半身の体温の差)にばかり気をとられてしまいがちですが、普段の生活の中で「食べすぎ」にも同様に気をつけることが大切だそうです。当たり前のことかもしれませんが、この本では東洋医学・西洋医学をベースにしながら「どうしてそうなのか」という種明かしがあったので、興味深く読めましたよ〜。また、冷えを呼ぶ心の乱れ(傲慢、冷酷、利己、強欲)もあるそう。

心も体も健やかに暮らすためのヒントがたくさんつまっていて「読んでよかった!」と思いました。「冷えとり」に興味がある方は、ご自分のタイミングで一読されるとよいのでは!と思います:)